【国境を越えるドライブ旅】中国浙江省からロシアモスクワへの一人ドライブ旅 part1
はじめまして!新メンバーのEthanです!
ここは初めて投稿ですので、簡単な自己紹介をさせて頂きます。
中国出身の留学生で、現在は都内の大学に通っていて、千葉市に住んでいます。 I LOVE CHIBA!!!今度は千葉の美しさを外国人目線から紹介しますが、今回は自分が1万キロを超えた故郷からロシアモスクワまでのドライブ旅行を紹介したいと思います。
人生は永遠に止まらない旅だと思いますので、早速ですが、まず中国国内ドライブ路線を表示しました。
まずは自分の故郷東陽市から出発、東アジアのハリウッド横店を通って、浙江省の一番大都市、一万二千年程前に形成された潟である西湖がある杭州市に向かいます。
東京から杭州市までの直行便はこちらで安く手配できます、または上海市まで行って中国の高速鉄道を使い、1時間ほどで杭州市まで着けます。
こちらは使用車両、トヨタカムリです。日本車は燃費いいので家族の中ではおじさんがドイツ車を使っている以外は全員日本車保有です!!
こちらは車両内装です。日本と違い、左ハンドルです!
*注意
ドライブ好きな人が多くいるので、海外でドライブ旅行する方もたくさんいると思いますが、非常に残念ですが、中国は「ジュネーブ条約」に加盟していないため、国際運転免許証で中国国内を運転することは認められておりません。
以下の条件を満たせば中国で運転できます!
1.中国中長期在留者は(3ヶ月以上の査証を持つ方)居住地の公安局交通管理局車両管理所で運転免許を申し込みできます。有効な日本免許を持つ方は一部試験免除対象になります。
2.臨時運転許可(3ヶ月以内の査証を持つ方、無査証入国者は対象外)は空港、公安局交通管理局車両管理所で申し込みできます。しかし臨時運転許可は発行地市内の運転しか認めません。
3.新規免許を申し込み こちらの詳細は日本国在中国大使館、各領事館または所在地公安局外事課で確認してください。
https://www.cn.emb-japan.go.jp/aboutus_j.htm
それ以外にも、中国での運転状況は日本と大きく異なっております、運転の文化、赤信号でも右折できるや道路状況などは非常に複雑であり、どうしても車が必要な場合、できれば運転代行業者を雇うまたは中国人の友人に頼んだほうがいいと思います。
では出発しましょう。
歩道に全部駐車されてますwww、これは非常に中国的です。
町中心から離れ、高速道路に向かう途中。
こちらは市役所前の道路です。平日は空いてますが、祝日はとても混雑します。
市役所前の広場で駐車しました。
こちらは東陽市市役所前広場で撮った写真です。
ほとんどの国と違い、一般的には市役所、市議会県議会などは非常にシンプルなところが多いですが、中国はその逆、政府部門は非常に綺麗で作られることが多いです。
途中で急に雨降り始めましたけど、最初の目的地「横店」にも着きました。
中華圏の武侠映画や宮廷ドラマが良く使う撮影地
ご存知でない方もいらっしゃるでしょうから
簡単に説明しておきます。
「東アジアのハリウッド」ともよばれる横店の歴史は、
1996年、映画《アヘン戦争》の撮影のため
浙江省金華東陽市の小さな村に今の広州街を建設したのがはじまり。
そこから瞬く間に秦王宮、香港街、清明上河図、明清宮苑などができあがり、
街全体が巨大な歴史ドラマ撮影セットとなりました。
チャン・イーモウ監督、ジェット・リー主演の映画《HERO》や、《ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝》など、
または中国でも日本でも大ヒットを記録した宮廷ドラマ《宮廷の諍い女》(后宫甄嬛传)など、
たくさんの名作がここで撮影されたのだ!
そんな横店、観光地としても発展して、撮影地は基本的に一般公開されています。
上海から横店はおよそ250km程度、日本から上海までは航空券 買えば直行で行けます、そして上海から義烏まで高速鉄道で1時間30分ほどです。
義烏駅〜横店までのタクシーは1時間ほどかかります、タクシーを使うとメーター交渉が必要です、相場は大体150元程度です。(約2500円)
横店の各観光スポット
上記は横店公式サイト(英語)とマップ
そして自分が行く価値があると思うところは以下です。
秦王宮
秦時代の王宮を復元したところです。
中でもチャン・イーモウ監督の《HERO》が一番有名です
ジェット・リーvsドニー・イェンが対決した棋館は、対決場面を再現したワイヤーアクションショーを見ることができます。
ここで撮影された作品で有名なのは
《HERO》《ハムナプトラ3》《ドラゴン・キングダム》
ここは兵士が通る道です、城の外壁と内壁の真ん中にある、外壁(左側)への増援、補給などのため。万が一外壁が突破されてもまだ内壁がある、2000年前の攻城対策です。
宮殿内の様子です。
一般公開の時は混雑しますが、もしこの宮殿に興味ある方はぜひテレビドラマ「神話〜時空を越えた愛」をご覧ください。秦の始皇帝の上朝(現代国会会議と同じような感じの古代政府会議)、議事などの様子が分かります。Youtubeで「神話〜時空を越えた愛」の日本語字幕版見れます。
清明上河図
北宋時代の画家・張択端が描いた著名な絵巻「清明上河図」を基礎に、
撮影に便利なよう改良を加え、当時の街並みを再現しています。
古代の服装+現代のかばんでスマホをいじるスタッフ。
広州街・香港街
1840年前後の広州・香港の町並みを再現したセット。
大智禅寺
南梁時代に作られた1500年以上の歴史のある本物のお寺です、1994年に修復され、撮影にも使われております。
実際に行ってはいませんが、お勧めします。
チケット購入
実際には自分が幼いころは全部無料入園でしたが、チケット発売以来値上げが順調に行われてます。現在一つのスポットでも150元かかるほどです。2日で5つの主要スポットをまわる連票は450元かかります。何日も滞在するならかなりお得だと思います。
ホテルと食べ物など
どちらかといえば夜は東陽市に戻って泊まるほうがお勧めです。横店から東陽市は車で20分ほどです。東陽市内のほうが夜の娯楽も多く、店も深夜までやってますので、ホテルの質や食べ物などは横店と比べられないです。横店は観光地なので商品の値段が高いほうです。ホテルはこちらのサイトで安く取れます。
地方の名物なら金華酥餅以外思いつきませんwww
これも自分の好物です、行くチャンスある方はぜひお試しください。
あと、東陽市はハムの産地だけど、それ絶対買わないでください!
その理由は、我々東陽出身者すら食べないので、特別なシェフが東陽ハムを使って作るんですけど、普通に食べると全然おいしくありませんwww
ということで、東陽市近辺はこれで終わりです。次は杭州市に向かいます!