大学生の旅道中

読み始めたら、旅が始まった

【一人旅inインド】India, incred!ble India.(ラジャスタン編)

お久しぶりです!Lainです。

今日はインド一人旅の最終編で、僕の最終回にもなります。

来年、大学から卒業する予定で、いろいろな個人事情があって、今日から「大学生の旅道中」から卒業します。長い間お世話になりました!

他の皆さんの記事も引き続き宜しくお願いいたします!

 

それじゃ、インドの最終回は、砂漠の国・ラジャスタン州をご紹介したいと思います。

 

 

ラジャスタン州は、インド旅行一番の見所と言っても過言ではありません。その中、一番の見所はやっぱり「色彩」ですね。

4つの主要都市は4種の色に彩られて、ピンクジャイプールブルージョードプルゴールドジャイサルメール、そしてホワウダイプル。4つの街は4つの性格を持ちながら、インドならではの不思議を演出しています。

 

今回は、ジャイプールウダイプルをご紹介します。

 

ピンク色のゴージャスな街:ジャイプール

ラジャスタン州の州都であるジャイプールは、市内のあらゆる建物がピンク色に塗られていて、幻想的な風景が広がっています。そして、市内に歴史的な建築物も多く、世界遺産も何箇所あります。

 

①シティ・パレス(City Palace)

インドは昔、多くの都市国家からなるところで、ここのシティ・パレスとは、ジャイプールの国王の宮殿のことです。

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都市国家だけど、さすがにお金持ちの街なので、シティ・パレスも贅沢を極めています。

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見た目は普通かと思いましたけど、お部屋に入ったらびっくりしました。いたるところで、金色なら24k黄金、赤色ならルビー、白色なら象牙で飾られています。もう贅沢としか思い浮かないですね!

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階段を登って、他のお部屋もたくさん構えられて、夏用の青色のお部屋、冬用の鏡が多く使われて、ろうそくがキラキラになるお部屋...飾りはもちろん、色も変わってきます。もう贅沢の極み!

ちなみに、チケットに関しては、

シティ・パレスのチケットは500ルピーですが、以上のお部屋のある建物に入るには、1500ルピーを払わなければなりません(ガイド・デザート/飲み物付き)。

ちょっと高めですが、ガイドさんの説明もありますし、これらのお部屋も一見する価値は絶対あります!最後のショッピング部分は無視して良いですけどね。(笑)

 

②ジャンタル・マンタル(Jantar Mantar)

ジャンタル・マンタルとは、天文台のとこです。ここジャイプールのジャンタル・マンタルは、シティ・パレスのすぐそばにあり、インド随一の規模で、世界遺産にも登録されています。

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この計時台は、2秒単位で時間を表示することができます。昔のインドは本当にすごかったですね!

ちなみに、天文台自体の見所はそんなに多くないのですが(世界遺産だけど)、

ここで買える共通チケットは、ハワ・マハール(風の宮殿)、Albert Hall Museum(ジャイプールの市立博物館みたいなところ)、アンベール城など市内・郊外の観光スポットにも1回ずつ入ることができます。さらに、外国人でも、学生証を提示すれば、200ルピー(約300円)の激安価格で購入可能なので、おすすめです!

 

③ハワ・マハール(風の宮殿)

ジャイプールの象徴といえば、何といってもやはりこの風の宮殿ですね!

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奥行きがあまりなく、風通しがすごく良いので風の宮殿に名付けられました。古代では宮廷の女子が外の世界を見えるように作られたのです。

リキシャーのドライバーさんに「風の宮殿に行きます」って伝えたら、「何もないよ」って答えました。「地元をもっと押してくれ!」って思いながら入ったら、何もありませんでした。(笑)

でも、ジャイプールというピンク・シティを上から一望できるのが本当に絶景で良かったです。

涼しいし。(笑)

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④アンベール城(Amber Fort)

同じく世界遺産に登録されているアンベール城は、郊外にある要塞城郭です。

山の上にあるので、遊歩道がちゃんと整備されていて、登っていってもいいですが、ゾウさんに乗るのはいかがですか?(笑)

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お城自体もすごくキレイで、そのゲートは世界一の美しさを誇っています。

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実際に見ると、絵も色彩もすごく具体的に表現されていて、本当に世界一美しいゲートかもしれません!インド人はやっぱり色を使うのが上手!って思いました。

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色彩だけでなく、この鏡で飾られている「鏡のホール」もすごく素敵です!だんだん古くなってきてはいるのですが、昔の様子を想像すれば、やっぱり贅沢でカッコいいです!

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⑤映画館のRaj Mandir

せっかくインドに来てるから映画を見に行きたいですよね!ジャイプール市内のRaj Mandirが、ジャイプール随一の映画館で、人気を集めています。洋画も良かったですが、せっかくだからインドの邦画を見ました。内容とかは絶対分からなくて、雰囲気だけを味わってもいいと思ってたけど、実際はインドの映画が歌や踊りが多く、ストーリーもそんなに難しくなく、かつ英語も時々出てるので、全然大丈夫でした!

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そして、何といっても、この豪華な造りがヤバいです!

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ちなみに、映画一本で170ルピー(約250円)でした。日本では想像できない値段です。(笑)

 

 

白亜の都市:ウダイプル

ジャイプールと別れ、電車に乗ってウダイプルに来ました。高原にあることもあって、電車から降りた瞬間、寒い!

ジャイプールは「ガッツリ観光」と言ったら、ここウダイプルは、目的なくゆっくりと歩きたい方に向いているかもしれません。湖のすぐそばにあるウダイプルは、シティ・パレス(ウダイプルの宮殿)を始めて、水辺に作られている建物が多く、ゆったりとした気分がすごく良いですね!

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夕方に湖のほとりのガートに行ったら、地元の人たちと一緒にゆっくり時間を過ごすことができます。

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一番の期待はやはり湖のサンセットですね!白亜の建築、静かな湖、時々飛んでいる鳥、そして静かに沈んでいく日。幻想的にもう一面のインドをじっくり味わうことができました!

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船に乗って、ゆったりと湖に親しむこともできます。もうインドかヴェネツィアか分からなくなります!何と美しいですね!

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ここウダイプルをインドの旅のシメとして本当に良かったです。:)

 

インドの一人旅の最後に、

そして「大学生の旅道中」の最後に。

 

僕は中国人で、日本に来て、日本人の友達と付き合っている間に、

「中国って今でもニーハオ・トイレを使ってるんですか?」とかは、しばしば聞かれています。「中国は今ちゃんとトイレが付いているトイレを使っていますよ」って、ちゃんと説明しています。

行ったことがない。様々なところから聞いてる。

いろいろなところから、誤解や偏見を持ってしまいます。

そして、誤解や偏見を持たれたことがあるので、誤解や偏見を持つ人になりたくありません。

足を伸ばしていかないと、一つひとつの国の本当の様子も分からないし、世界の広さも実感できません。

To see the world,

things dangerous to come to,

to see behind walls,

draw closer, to find each other, and to feel.

That is the purpose of LIFE.

旅行の意味は、自分の身体でこのロンリープラネットを体感して、誤解や偏見を解いて、自分を探ることにあるかもしれません。

そして、なぜ旅に出ますか?

人生はそもそも、旅かもしれません。

 

みんなが一人ひとり、自分ならではの、良い旅になりますように。

 

(終)