大学生の旅道中

読み始めたら、旅が始まった

【国境を越えるドライブ旅】中国浙江省からモスクワ 浙江省部分part4烏鎮+西塘+粽

Ethanです。正月も終わりましたので、今回は浙江省の省会杭州市から出で、嘉興市桐郷市の烏鎮に行きます。

まずは簡単に説明しますね、烏鎮 (うちん、は中国浙江省北部の嘉興市桐郷市烏鎮鎮にある観光地で、「アジアのヴェネツィア」と呼ばれることもある。京杭大運河に面していて、古くからの江南の街並みが残る。上海、杭州、蘇州を結ぶ三角形の真ん中あたりの交通が便利なところにあり、国内外の観光客が多いところです。

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↑フィルムあまり得意ではないので申し訳ない...


嘉興市桐郷市烏鎮鎮という名前はおかしいでしょうwww、実際中国では、直轄市=省→省会都市→地方市→県→鎮→村という感じで行政区分しています。

日本と比べると、直轄市政令指定都市、省=県(日本)、省会都市=各県の県議会など行政機関がおかれる最大都市(例としては和歌山県和歌山市静岡県静岡市など。)市は千葉県千葉市みたいないくつか区があり、区に役所がある都市。鎮は日本の田舎町みたいな感じで、村は同じ村です。嘉興市は地方都市、桐郷市は県級都市、80年代以後都市化が進んでいるので、都市化完了した県は市として設立、ただ中に区は設立しない都市は県級市。烏鎮鎮というのが、烏鎮自体が鎮の名前、行政上記録するとき烏鎮鎮という、話す時みんな烏鎮って呼んでいます。

烏鎮は上海から出発すると、上海長距離バス南駅では直結バスあります、時間は大体1時間半かかります。もし日本から行くなら航空券 を取って虹橋着のほうがお勧めです。虹橋国際空港は新幹線と繋がっていますので、中国新幹線(高鉄)を乗れば、45分ぐらいに桐郷駅に着く、そこでK282号バスを乗れば、烏鎮に着けます。

 

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嘉興市に行くなら、粽を買わないと、損だ!

杭州市に向かう途中でも高速道路で嘉興粽を堪能しました。家族の親戚は嘉興市などの辺に住んでいますので、幼いごろから年越しの時父が運転して家族みんなを嘉興市まで連れて行く、毎回杭州の萧山サービスエリアで粽を買う。そしてそれは自分の大好物です。

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ここが嘉興サービスエリアです。

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これが本物の粽です。日本で絶対食べられない味です。前に一度横浜の中華街で粽を買って食べたけど、看板に嘉興粽って書いていたのに、実際はただの....ごみだ!!!!まず過ぎる!!!

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これはもうテレビでも出でます。ちなみに粽を食べるのは、中国戦国時代の楚の詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したこと、また、屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚のえさとしたものがちまきの由来とされる。明、清の時代に入ってから大体祝日になったら粽を作らなければいけない。

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もし粽を買うなら、この会社以外の製品は普通かまずいレベルです。

まずは種類、五芳斋の粽は肉、あん、卵、栗、ハム、チキン粽以外に何百種類の粽を売っています。二つ目は本場。民国初期浙江商人張錦泉が嘉興で粽を販売し始め、1921年に初の五芳斋粽専門店を開設、ほぼ百年を経ち、この五芳斋はもはや有名な食品生産、研究とレストランを運営している大企業に成り立った、けれど百年も経ち、この粽の味はぜんぜん変わりません、作った粽も機械製ではなく、本当に人を雇って人工で作ってます、量産品ではない。工場も普通に見学できるだし、手工で粽を作る技術は無形文化遺産として登録されてます。

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大量の鴨頭です。これも普通に食べる、自分は食べないけど、大半の中国人は食べるはず。

結構粽を説明しましたが、実際嘉興市内は粽歴史博物館というものがあるので、烏鎮に行く前に、まず博物館に行こう。

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これは百年ほど前のとき作る感じとそれに関係のある文化。

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普通粽を巻いた葉はヨシの葉ですが、地方により別の植物の葉を使うことも多い、それで特別な香りが出でくる。

左:広東省中山市タコノキ粽f:id:trip_note:20190103131624j:plain

右:広東省はすの葉で巻いた粽f:id:trip_note:20190103131718j:plain

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左:北京棗(なつめ)粽f:id:trip_note:20190103130900j:plain   

右:上海青浦区朱家角鎮特有な粽f:id:trip_note:20190103130953j:plain

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左:廈門焼肉粽 f:id:trip_note:20190103131029j:plain


右:広東省潮州市汕頭市の辺に特有な二つ味の粽(半分しょっぱい半分甘い)f:id:trip_note:20190103131112j:plain

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左:瀋陽市レーズン粽f:id:trip_note:20190103131232j:plain 右:河南粽f:id:trip_note:20190103131446j:plain

 

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左:武漢小角粽f:id:trip_note:20190103132029j:plain 右:嘉興粽f:id:trip_note:20181231162703j:plain

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左:蘇州金魚粽f:id:trip_note:20190103132200j:plain 

右:内モンゴル乳香粽f:id:trip_note:20190103132319j:plain

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左:杭州シャシャンボ汁入りあんf:id:trip_note:20190103132634j:plain

右:陝西蜂蜜粽f:id:trip_note:20190103132807j:plain

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左:広西粽  f:id:trip_note:20190103133532j:plain

右:武漢しおつけレンコン粽f:id:trip_note:20190103133146j:plain

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左:雲南竹筒粽 f:id:trip_note:20190103133240j:plain 右:f:id:trip_note:20190103132924j:plain

こちらは国内各地の粽です、デザイン、作り方、具も全部違う。けれど雲南省の粽は竹を使って作った粽が本当に雲南省的な感じだね。

ちなみにミイラのことが中国の盗掘業界で粽って呼んでいる(笑)しかも何種類あるみたいよwww 

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↑は約百年前粽を販売している商人の姿です

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粽を作っている。

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もちろんここに来たら粽食べないと損だから、↑は無料試食券、粽一つ無料でもらえますよ

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しかも現場で作る。

 話題が完全に食べることに集中してますねwww.

粽博物館に離れ、烏鎮へ。

烏鎮に着いたらもう夜、夜景は綺麗いだ

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↑これは箸です、竜と鳳凰です。ちょっと意味不明だけど。

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ホテルのお勧めは烏鎮ミンリーホテル、デザインがよく綺麗いなホテルです。烏鎮東入り口に近いし、烏鎮全体のホテルも4000~6000円一泊ですし、すごく良いと思います。ただ、青年旅館には泊まらないほうが良いと思う、そこは一部屋何人でシェアするから、全く知らない人と同じ部屋で泊まるのがなんかおかしいだろう。青年旅館だと、1スターで評価しても与えすぎと感じます。
ホテル の予約はここで安く取れます。
 

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朝の烏鎮、まだ人が少ない時

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天下第一鍋、同治5年(1866年)で作ったやつ。
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これは修真観劇台、乾隆14年(1749年)で作られ、1919年一度だけ修繕してから今まで保った。

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道教の雰囲気が強いね

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中にはこんな感じの中国式建物です、清の時代感が強い。

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レストランなどもこんな感じです、古い建物で経営してる。


チケット
烏鎮は東部分と西部分ありますので、両方ともチケットが必要です、東部分は110元、西部分は150元、夜景のほうは全部西部分です。連票というのもありますので、いわゆる両方とも入れるチケットです、連票は190元です。

 

http://en.wuzhen.com.cn/english/(英語)←烏鎮のHPです。

チケットは入り口ゲートで販売してます。確か最近では富士急ハイランドみたいに顔スキャン設備を設置したようですので、いろいろ便利になったようです。

 

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西塘鎮(せいとう/シータンちん)は、中国の浙江省嘉興市嘉善県に位置する鎮。歴史的な景観・文化を有する古鎮である。春秋戦国時代における一帯は呉と越が交錯する場所であったため、「呉根越角」や「越角人家」と呼ばれていた。

特別な江南水郷風景により映画、ミュージックビデオの撮影によく使われる。

一番有名なのは映画「Mission: Impossible3」。劇中ではTom Cruise演じるEthan Huntが敵に追われて西塘の町中を疾走していた。

Jay chou曲「天涯過客」も西塘で撮影した。

烏鎮から西塘まで一時間ぐらいかかりますので、烏鎮で一日遊んで西塘に着いたらもう夜に入りました。

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バーとかには自分興味ないので、烏鎮と西塘共に大量なバーがあります、伝統的な建築物+現代のバーではすごくいい雰囲気かもしれないが、あいにく自分は酒が嫌いなので、しかも運転しますし、それでミルクティーの店に入りましたので、この辺の店は全部特別なデザインをして非常に面白い。

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↑これはMission: Impossible3撮影時に俳優さんが走ってる姿。

 

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 この風景は、浙江生まれの人しかわからないはず。子供のごろ、年末に親が田舎の親戚のところへ行くとき、大人たちの世間話を聞きたくない自分が、いつもこういう時代感のところで走ったり、一人で遊んだり楽しかった。確かにぼろぼろに見えるかもしれないが、ただ、浙江省の人は、これを見たら、ああ故郷だって。

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Ethan Huntが走ったところです。

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烏鎮とあまり変わらないね、実際こういうの町はまだたくさん残ってます、ただ烏鎮と西塘だけが開発され、観光地になった。

アクセス:

 上海までの航空券 はエアトリ で安く取れます。

杭州から西塘:九堡客運中心駅からシャトルバスがあります。一日10回運行しています。約2時間かかります、料金は39元(約630円)

上海から西塘:上海長距離汽車客運南駅:40分一回発車。一時間ぐらい。チケットは32元(約520円)、西塘汽車駅に着く、歩行7分で西塘に着く。
上海汽車総駅:毎日8回、時間は一時間半、チケットは34元(約550元)

西塘古鎮のチケットは烏鎮とあまり変わらない。成人チケットは85元(約1400円)

浙江省はこれで終わりです。まだ南部と西部にたくさん観光地がありますが、当時このドライブプランを設定した時はその辺全部計画外でした。だって最終目標はモスクワだから。次回はやっと上海エリアに入るが!中国の最大都市でグルメや観光地を堪能!
 だが!!!その以前、ある特集を発表します!世界中一番行きにくいところ!アジア北東部のある危険な国で夜遊びwww