【岐阜】危険すぎて怖すぎる公園?養老天命反転地
こんにちは。うみです。
今日は岐阜県にあるスリル満点で恐怖感マックスな公園「養老天命反転地」を紹介したいと思います。
どんなところ?
養老天命反転地という名前を聞いたことがありますか?
初めて聞いた人のために、ここはどんな場所なのかというと…
世界的アーティスト荒川修作氏と詩人のマドリン・ギンズ氏の作品が展示された場所で、見るだけでなく実際に作品に触れたり、登ったり、入ったりとアートを直接体験できるスポットなんです。さらに公式サイトには以下のように載っています。
この作品はメインパビリオン「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されています。「楕円形のフィールド」には、「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在し、さらに、対をなす丘とくぼみ、148もの曲がりくねった回遊路、大小さまざまな日本列島などがつくられています。
ここでは、皆さまが身体を使い、バランスをとりながら、私たちの身体の持つ様々な可能性を見つけることができます。予想もつかない"不思議"と出会える空間をぜひお楽しみください!
説明を読んでいるだけで気になってきませんか?
いったいどんな場所なのか、また注意点なども合わせて紹介していきます!
入場料と注意点
入場料は以下のようになっていてただの公園と考えると少し高いかも知れませんね。
しかし!ここはただの公園ではないのです…。
注意点
ここに行くときはスニーカーなど歩きやすい靴、そして動きやすい服装をオススメします。ここは公園で遊ぶときと同じですね笑 なお、運動靴やヘルメットは無料で貸し出しているようなので、ご家族で行った際などには小さなお子さんにはヘルメット等あったほうが安心して周れると思います。
さらに、カメラも持っていきましょう。面白い写真がたくさんとれます。インスタ映え間違いなしです。
所要時間としては、2~3時間程度ではないでしょうか。一通り周って写真もたくさんとってそのくらいの時間でした。ただあせって周るようなことはしないようにしてくださいね。本当に危険なので笑
危険ってどういうこと?
先ほどからずっと危険といってきましたが、その点について詳しく明かしていきます。
この公園が危険な理由はたった一つ。
方向感覚が失われ足場が不安定になるからです。
下の地図でいう左側の濃い緑色の部分が窪地になっているんです。そのような土地に作品があるので、それに夢中になっていると足場を滑らせてしまいます。
それをふまえた上で作品のいくつかを紹介していきたいと思います。
①養老天命反転地記念館(地図右)
危険度★☆☆☆☆
この場所は入場してすぐ目に入るカラフルな建物です。
中に入ると迷路のようになっていて、さらに天井にも同じ迷路の道があります。ここで写真を撮って上下を反転させるとこのようになんとも不思議な写真に見えます。
②極限で似るものの家
危険度★★★☆☆
ここは、家具が建物内の机や壁・天井が上下左右を全く無視した場所に配置されており、非常に狭い通り道を通りながらそれを見るのですが、誰もいないはずなのに見慣れた家具があることで、人の気配を感じるようで少し怖かったです。足場が並行ではないので注意しながら歩きましょう。
③地霊(地図左下)
怖さ★★★★★
信じられないくらい怖いですここ。黄色い壁でできた狭い通り道があるのですが、天井がふさがっているので、中にはいって5歩くらい歩いただけでもう真っ暗なんです。しかも狭い壁の圧迫感と声の反響がさらに恐怖感をあおります。早歩きで途中まで進みましたが、あきらめました…笑
④運道路(地図左)
危険度★★★★☆
ここはキッチンやソファが斜面にそっておいてあるという、いたってシンプルな場所です。ここで斜面に向かって立った状態で写真を撮るとこんな感じでとても不思議な写真がとれます。
この斜め感というか違和感わかりますかね…?
ここ自体はそんなに危険ではないのですが、場所が窪地の上のほうなので、出口に向かおうとすると傾斜が急でけっこう危険です。雨が降ったあとは特にすべるのでゆっくり降りていきましょう。
まとめ
地図をみてはじめて気がついたんですけど、この公園内に日本列島をあらわすような地形がいくつか見られますね。公園内はとても広くて実際に行ってみると全然わかりませんでした。これから行く方はぜひ歩きながら大きな日本列島が現されているかを確認してみてください!
養老天命反転地は危険で、たまに怖さも感じたりしますが、五感が研ぎ澄まされるというかなんだか不思議な体験ができる場所です。アートに興味がある人もない人も体験を通してこの場所を楽しむことができると思うので、ぜひ行ってみてくださいね!
おしまい。